昭和49年の設立以来、私たちは「地域社会を豊かにする」また「地域の人々の生活を守る」ためのインフラ整備に取り組んできました。そして、50周年という大きな節目を迎えることができました。これもひとえに皆様のご支援とご協力のおかげであり、心より感謝申し上げます。

これまでの半世紀、私たちは多くの変動に対し挑戦してきました。老朽化したインフラの維持・補修、激甚化する自然災害への対応、担い手不足によるBIM/CIM・DX推進など、建設コンサルタントが果たすべき役割は年々複雑化・拡大しています。特に近年では、大規模災害が多発しています。鳥取県でも令和5年8月の台風7号による土砂災害で甚大な被害を受けました。その中で、地域社会の安全と安心を守るための迅速かつ的確な対応が求められています。
私たちはこの課題を乗り越えるために、DXを積極的に推進し、BIM/CIMなどの新技術を導入してきました。また、グリーンレーザドローンなどの最新測量機器をいち早く取り入れ、鳥取県を牽引する存在になるべく邁進してまいりました。
また、業界全体が抱える「担い手不足」という深刻な課題に当社も直面しています。次世代が早期にスキルアップできる環境を整え、若い世代の力を最大限に活用するために教育プログラムの強化と適材適所な体制を図ってまいります。
そして、若手とベテランとのコミュニケーションを充実させ、風通しの良い職場環境を創造し、長期にわたって充実感を持って働けるような職場を目指していきます。
さらに、小学生〜大学生への次世代教育支援や地域貢献活動にも全力で取り組み、建設コンサルタントの魅力を地域の皆様、子供たちへ伝えると共に、地域社会に信頼される企業として成長してまいります。

これからも、私たちは50年という歴史を土台に、新たな未来に向けた革新と挑戦を続け、地域社会に貢献し、「地域の未来を共に創る」ために全力を尽くしてまいります。

代表取締役社長
村上 浩幸